次の時代に必要になるであろう企業の3+αの条件

こんなに世の中が不景気になると何をすれば生き残ることが出来るのか非常に悩みます。自分がやってきたものがこのまま通用するのか。本当にこの道は正しいのか。ちょっと前までは自分が信じた道を進めば最悪食っていけないということはなかった。業界の片っ端ででも多少のご飯は食べることができた。今は、何かがちがう。そう感じませでしょうか。信じた道を進んでもそこが行き止まりだったりすることもあるような時代になってきたように思います。単にそれは時代変革の過渡期なのかもしれませんが、確かに何かが変わってきているように思います。そんな不安定な現代にいったい何が必要になっていくのだろうか。もちろん、個人、企業、それぞれ形体によって必要なものは異なってくるがここでは企業に何が必要かということを考えてみたのでまとめてみた。

1.コンテンツ要は何を軸にするかだ。デジタルコンテンツの場合、その形があまりに柔軟が故に何をするかという最も重要なことが非常に定まりにくい。昔なら魚屋、花屋、八百屋何をするかがしっかりと決まって勝負していた。デジタルコンテンツはその自在性ゆえにコンテンツが定まりにくい。では何をするかというコンテンツの軸をどう定めるか。時代背景か、技か、いろいろと考えられるが私が強く言いたいのは間違いなくリアルとの接点です。バーチャルで始まりバーチャルで完結するものはそのコンテンツとしての力が弱い。いかにリアルとの接点があるかということでコンテンツを定めるのが良いだろう。

2.自己発信力電通博報堂をはじめ多くの広告代理店が淘汰され始める時代に入ってきている。それは費用対効果が明らかに数字となって現れる時代になったからだ。同時に、自らの力で発信力を持つことがWEBによって実現できるようになった。宣伝広告、商品販売、下手をすればWEBだけでも利益を上げることも可能だ。実際にそういう個人、企業も多く存在している。ただここで重要なのはアウトソースではなく自社の中でその力をもつということ。あくまで自己発信力。費用対効果のみならずノウハウの蓄積は自らで力を持つことで最大限に発揮する。

3.スピード自己発信力があればこのスピードは極端に向上する。なぜなら情報を扱う情報リテラシーが上がるとこのスピードも必然と上がる。社内業務はもちろん広告活動、製品開発にしても思いついたらすぐに共有、判断、実行に移すことができる。自己発信力がついた企業同士が勝負した場合明らかにその勝敗はスピードにあるのは間違いない。+α国際経験日本国内での営業活動なら国際的にものを考える必要はないだろう。業種による。しかし、現代、世界にむけてビジネスが出来る時代になってきているのは間違いない。その国際経験は単純に考えても必要だろう。